「電子書籍」購入は、まだまだ大学生には敷居が高いと思う
これ読んだ。
「あなたはKindle等の電子出版物を買った事がありますか?」と学生に訊いてみたらけっこう絶望しちゃった話 - 賽の目記ポータル
電子書籍によってマンガの未来はどうなる? そんな話をしようと思っていたのですが、まず俺は学生さん達に問いました。
――この中でKindleを始めとした電子出版でマンガや小説を買ったことのある人は何人くらいいますか?
……手を挙げたのは、1人でした。
1人だったんですよ。
大学生約35人。
その中で電子書籍を買ったことがある者が、たった1人。
俺は絶句してしまいました。
いや、そりゃ大学生に聞いたらそうなるだろ!!
電子書籍っていうのは、やっぱりまだ一般人には敷居が高い。
何故か。
専用の機器を買わないといけないから。
もちろんスマフォでも見れるだろうけど、スマフォじゃさすがに画面のサイズが小さいし。
それだったら紙の本のほうが読みやすいってなっちゃう。
電子書籍を100%楽しむには、やっぱりkindleやipadあたりのタブレット製品を買わないといけない。
でもそうなると、大学生はお金が無い。
お金が無いからタブレットを買えない。
結果、電子書籍購入の前段階の環境構築というスタート地点に辿り着けない。
たまたま親から譲ってもらったりなんだりでタブレットを持っていたとしても、電子書籍を買うにはさらにお金を払わないといけない。
でもやっぱり大学生はお金がない。
大学行きながらアルバイトしたって、月にせいぜい数万。
そこから生活費やら何やらを除いて、完全にただのお小遣いだけで残るのは2〜3万くらいか?
たったそれだけの金額で、みんなで飲み会行ったり彼女とデートしたりもしなきゃいけないんだ。
すると、電子書籍なんかにかけれるお金がない。
どうしても読みたければ、わざわざkindleやipadを買わなくても読めるようなコンビニで紙の本を買ってしまう。
それだけのことだと思うよ。
電子書籍っていうのは、まだまだやっぱり大人の娯楽なんじゃないかな。
まず最初に「端末を買う」という壁がある。
この壁が大きい。
kindleは安いとは言われてるけど、それでも1万円前後はする。
大学生にとっては高い買い物だろう。
あ、あと大学生だとまだクレジットカードを持ってない人も多いだろうから、そこも一つの壁になってるかもね。
わざわざコンビニでitunesカードやAmazonクレジットを購入するくらいなら、結局コンビニでそのまま紙の本を買っちゃうんじゃなかろうか。
まぁ僕も電子書籍愛好家の一人ではあるので、もっともっとみんなに普及してもらいたいなとは思うんだけどね。