まとまりのないただの日記

 仕事はしたくないが、外には出たい。

 最近、よくそう思うようになりました。

 

 ずっと家にいると定期的に、なんだか脳が停止してしまっているなと感じる時が来るのです。

 そういう時は、用も無いのに無駄に風呂に入って、オシャレをして、外出します。

 

 軽度のときはお風呂に入っただけで、脳が「外に出るときの気分」に切り替わるので、それだけで事足りるときもあります。

 でも今日は強度のほうでした。

 今、私は近所の公園までお散歩に来ています。

 

 近所の公園でぼんやりとブログでも更新しようと思ったら、なんかようわかりませんが「なんとかフェア」みたいなのを開催していたらしくて、めちゃくちゃ人がいます。

 やたらワンちゃんを引き連れた人達で溢れています。

 なんだこれは、お犬様のたたりか。

 

徳川綱吉―犬を愛護した江戸幕府五代将軍 (日本史リブレット人)

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 そんな中、私はすみっこのほうで一人でベンチに座り、パソコンを開いています。

 一人でかたかたとキーボードを打っています。

 完全に変な目で見られている気がします。

 不審者と誤解されるのは今に始まったことではありませんが、それでもやっぱり少し傷つきます。

 

 あぁそれで最初の話に戻るのですが、やはり家にずっと居るというのは、脳に良くないですね。

 何かがぼけていく。

 思考力が失われて行く。

 そういう感覚を最近、如実に感じ取っております。

 

 ではどうやって外に出るか。

 仕事でも始めるか?

 うーん、それはいやだなぁ。

 もう仕事はしたくないなぁ。

 意地でもしたくないなぁ。

 

 「やりたい時だけ軽くできる」みたいな仕事だったら、検討しないでもありません。

 しかし、そういうのは工場とか引っ越ししかありませんね。

 

 わたしゃ肉体労働はのび太くんレベルのスペックしかありませんので無理です。

 パソコン使う仕事で、好きなときだけ出来るみたいな仕事があればなぁ。

 

 ってこんな愚痴のようなことを書いている間に、一匹のワンちゃんがこちらにやってきました。

 くんくんいいながら、僕のズボンを舐めてます。

 

 ……舐めてます。

 って、おい。

 

 飼い主さんが「すみませーん」といいながら、ワンちゃんを抱えていきました。

 

 僕は紳士であまり細かいことは気にしない主義なので、

 「いえ、別に気にしないで下さい

 と伝えたかったのですが、

 コミュ障なので「だだだいじょびえす!!」とドモりながら伝えることしかできませんでした。

 こうして私は、この地球上にまた一人、私を拒絶する誰かを生んでしまったのでした。

 

 

 てか、ワンちゃんかわいかった。

 ちょーかわいかった。

 うんうんやっぱり動物は良い。

 

 私は動物を可愛い可愛いと言って、安っぽい動物愛護主義に走る人々があまり好きじゃありません。

 お前らそんなこと言ってるけど、お前らだってなんだかんだで牛さんや豚さん食べてるじゃないかと思うからです。

 

 でも、「動物さんかわいー」と感じる気持ち自体は、すごくよくわかります。

 私も、「動物さんかわいいー」とすさまじく感じるからです。

 私の部屋は、いい年こいてクマさんやパンダさんのぬいぐるみで溢れています。

 

 この矛盾した思いに対する答えは、私の中でまだ出ていません。

 

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 おっといけない、また話がそれてしまいましたね。

 とりあえず、ワンちゃんかわいかった。

 癒された。

 

 先ほどのワンちゃんのおかげで、少し気持ちが前向きになったように思います。

 これで明日も頑張れそうな気がします。

 

 私は今ニートです。

 これからどうやって生活をしていくのか、お母さんに迷惑ばかりかけてそれでいいのか、私の人生には多くの課題が山積みになっております。

 それらの諸問題について具体的にこれからどうしていくかは、まだ何も答えが出ていません。

 より正確に言うなら、少しずつ個人で事業を始めようとしたり、それなりに動き出してはいるのですが、まだまだ収益が伴っていません。

 これから確実に収益を伸ばしていけるという保証もありません。

 世間一般の尺度からすれば、私はとんでもないダメ息子ということになるでしょう。

 

 でも少しづつ頑張っていこうとおもいます。

 明日からも頑張って、生きていこうと思います。

 

 先ほどのワンちゃんのおかげで、そんな気持ちになれたような気がします。

 ありがとう、ワンちゃん。

 ありがとう、ワンちゃんの飼い主さん。

 

 さて気持ちも前向きになったことだし、

 近所の小学校に行って、女の子リコーダーでも探してきます。