サッカーチェスvsサッカーしょうぎ、最強の「サッカー」ボードゲームはどっちだ!?
以前にも書いたネタなのですが、ちょっと納得いかなかったので書き直して再うp。
ネタフルさんのところで、こんな記事を見つけました。
「サッカーしょうぎ」届きました → 戦術脳が鍛えられる!?これは楽しい!
で、これを見たボードゲーマーなら、
まず思い出すのは……
サッカーチェスですよね!!
サッカーチェスとは……?
2005年に発売されたサッカーをテーマにした戦略ボードゲームです。
六角HEXの盤面で、11人のコマを駆使して、前後半合わせて30ターンプレイしてより多く得点をとったほうの勝ちです。
現実のサッカーに近い感覚で戦略をたてられるのが特徴。
ルールがすごくしっかりできていて、これを作った人は【本当にサッカーを愛してるんだなぁ】というのがよく伝わってきます。
とくに特徴的だったのは以下のシステムです。
1、各プレイヤーは1ターンに選手コマを2コマまで【移動】させることが出来る。
2、ボールをキープしている選手コマの【直進3マス以内】に味方選手がいれば、ボールをパスで渡せる。
3、パスは1ターン中、繋がる限り何度でも出来る。パスと移動はどちらを先に行ってもオッケー。移動してからパスしてから移動みたいなことをしてもオッケー。
動かせる選手コマは1ターンに2コマまで。
でもパスは繋がる限り何度でもできる。
このシステムがとても面白かった。
いかにして最大効率でボールを敵陣地の奥深くまで運ぶか?
敵選手が少ない安全ルートはどこだ?
そういうのを試行錯誤するのがとても面白い良ゲーでした。
で、今回見つけたこのサッカーしょうぎは……
どうやらサッカーチェスをベースに、独自の改良を加えた日本産のボードゲームのようです。1ターンに2コマまで動かせるとか、基本システムは同じっぽい。
ただ、すごくマイナーなゲームらしく、Google先生に聞いてみても詳しい情報がほとんど出てきません。ぐぬぬ。
とりあえず、ネタフルさんのところの記事だけを便りに、サッカーチェスとの相違点らしきところをまとめてみました。
1. マス目が六画HEXから四角マスに変更された模様。
まぁ、しょうぎですしね。
2. 選手コマのポジションによる能力差は廃止。
DFはボールを奪いやすいとか、MFはボールを奪われにくいとかってやつのことです。
3. 選手コマは11コマから6コマに簡略化。
これに伴い盤面もすごく小さくなってるみたいです。
4. 1ターン30秒までというルールが追加。
サッカーチェスは長考するとキリが無かったので、これは良い改変かも。
5. 勝利条件は【二点先取】に変更。
サッカーチェスは全30ターンやらなきゃいけなかったので、後半ちょっと疲れちゃう感があったのですが、こちらは二点先取に変更されているようです。
6. コンポーネントは全体的にかなりコンパクトになったっぽい?
少なくともサッカーチェスよりは小さくて持ち運びやすそうですね。
そのかわり、コマはかなり安物っぽくなってしまいましたが……
6. ジャンプという新システムが追加されている模様。
詳細はようわからんのですが、これを繰り返してゴールまでのルートを切り開くのがこのゲームの醍醐味なのかな?
つまりまとめると
サッカーチェスをベースに、色んな意味で【軽量化】して、遊びやすくしたゲームのようです。
サッカーチェスの方が、コンポーネントの高級感や戦略の奥深さはありそうですが、サッカーしょうぎのほうが気軽にさくっと遊べるお手軽感がありそうですね。
うーん、これは気になる。
サッカーチェスも久々に押し入れから出して遊んでみようかなぁ。
あれ、すごい面白いんですが、遊ぶのに時間かかるからあんまり遊ばなくなっちゃったんだよなぁ。
あれ、てか、サッカーしょうぎの二点先取ルールをサッカーチェスに導入したら、また新しい遊び方が広がって面白いかも? ってふと思ったナウ。
よっしゃー、今度やってみよー!
追記2013/10/28
いつの間にか、サッカーしょうぎの動画が上がってました(`・ω・´)
http://dshocker.hatenablog.com/entry/2013/10/28/130848