池尻大橋の「ラァメン トリイチ」は濃厚だがさっぱり、さっぱりだが濃厚という絶対矛盾を両立した素晴らしいラーメンだった
語らねばなるまい。
正直に言って、私はラーメンが嫌いだ。
嫌いというか、物足りないのだ。
味そのものが合わないわけじゃない。
ラーメンの味自体はどちらかといえば好きな部類だ。
しかし世の中の多くのラーメン屋は、大食いタロットブロガーである私にとっては、物足りないのだ。
気持ち程度にライスをつけたり、チャーシュー丼をつけたりすることもある。
だがそれでも足りない。
結局最後は、近所のコンビニで安物のパンなどを買ってしまう。
だから私はラーメン屋には滅多に行かない。
不満足を味わうことを知っている以上、自らの意志でラーメン屋に赴くなど無意味な行為だ。
しかしそんな私が、なんの気まぐれか……
池尻大橋のラーメン「ラァメン トリイチ」に足を踏み入れてしまった。
名前がカタカナでおもしろそうだった。
鶏ベースのラーメン屋というのが珍しく、少し気になってしまった。
理由はいくつか考えられるが、そんなことはどうでもいい。
ここのラーメンは、めちゃくちゃうまかった!!
しかもボリューム的にも満足してしまった!!
この二つの事実があった。
言葉はそれだけで充分だ!!!!
鶏白湯ラーメンとチャーシュー丼のセット。
トッピングにチャーシュー(100円)を追加。
計980円。
ラーメンは「あっさり塩」にすると-100円される。
今日は濃厚な気分だったので、
- 鶏白湯(しょうゆ)
- 鶏白湯(塩)
- 鶏白湯(ゆず)
のなかから、鶏白湯(しょうゆ)を選択した。
麺は細・普通・太の三種類から選べる。
私はとくにこだわりは無かったので、普通を選択した。
隣にあるのはチャーシュー丼。
ややピリ辛味で味付けされている。
ネギが山盛り。
ネギ好きの私には至高のチャーシュー丼だ。
そして何よりも驚いたのが、この鶏白湯ラーメンのスープだ。
うまい!!
うまいのはもちろんなのだが、濃厚だがさっぱりしているのだ!!
何を言っているかさっぱりわからないかもしれないが、本当にその通りなのだ。
一口すすると、濃厚な鶏ベーススープの味わいが広がる。
だが、後味が異様にスッキリしている。
結論、濃厚だがさっぱりしているのだ。
私はこれまで、ラーメン屋でスープを飲んだことがほとんど無かった。
スープなど、ただの油と味の固まりであって、あくまでも麺を楽しむためのもの、それ単体で飲むものではないと思っていた。
しかし私は、人生で始めて?(それは言い過ぎかも)、ラーメンのスープを全部飲み干してしまった。
あと一口、あと一口、それが止まらず、気付けば最後まで全部飲み干していた。
写真ではわかりづらいかもしれないが、そこそこ大きなどんぶりに盛られてくるのでボリュームもたっぷりだ。
この日の私は、人生で始めてラーメンで満足した。
またいつの日か、来ようと思った。
以下Twitterの皆さんの評判
鶏白湯塩ラーメン at ラァメン_トリイチ http://t.co/5tTg7ttUN1 #miil
— yumi (@yumikingdiary) 2014年3月6日
あっさり塩ラーメン 700円 ホントにあっさり!飲んだ後にも良さそう。 (@ ラァメン トリイチ) http://t.co/Sx5eckLpQo pic.twitter.com/1AwqMeVlU4
— gorobros (@gorobros) 2014年5月2日