Wars of the Roses(ローゼンケーニッヒ)【ipad版あり】
ローゼンケーニッヒというボードゲームがございます。
ライナー・クニツィアの名作!
この人の作品は、これかバトルラインが一番好きー!!
陣取りのような
点取りゲームです。
ルール説明
二人専用ゲーム。
最初に王様コマを中央に置きます。
各プレイヤーに手札を五枚ずつ配ります。この手札は公開されます。お互いに相手のカードはいつでも自由に見る事が出来ます。
手札には「方向」と「数字」が書かれています。
各プレイヤーは手番の際に好きなカードを一枚出すことで、王様コマを「カードに書かれている方向」に「カードにかかれている数字の数だけ」進めることが出来ます。
進めたら、王様コマが着地した地点に「自分の領土コマ」を置きます。
これを繰り返して、自分の領土を増やしていきます(`・ω・´)
領地は一つにつき一点になります。
しかし、2つ繋がっていると2×2で4点。
3つ繋がっていると3×3で9点。
二乗で得点がどんどん増えて行きます。
10個繋げると10×10で100点!!(゚Д゚)
だから、出来る限り自分の領土が多く繋がるように王様を進めていきたいのですが、王様コマは両プレイヤーで同じものをつかうので、なかなか自分の思い通りに動いてくれません(´;ω;`)
おれは下に向かわせたいのに、相手が上に向かわせちゃうよおおおお。みたいな。
お互いに手札は公開されているので、相手の手札を見て、相手に有利にならないように王様を動かすのが大事です。
手番では、カードを出すかわりに、山札からカードを引くこともできます。
そしたらその手番は終了です。他にはなにもできません。
カードは最大五枚まで貯めることができます。
手番では、カードを出すと同時に、騎士カードを合わせて出すことも出来ます。
王様コマは本来、既にどちらかの領土コマが置かれているマスには進めさせることは出来ないのですが、騎士カードを合わせて出すと、相手の領土コマが置かれているところに侵入できます。
そして、相手の領土コマを裏返して、自分の領土コマに変えてしまうことが出来ます。
10マス繋がって100点になってた巨大領土も、騎士カードを使って4マスと5マスに分断してしまえば、16点+25点で41点まで一気に下げることが出来ます。
騎士カードはゲーム開始時に四枚だけ渡されます。このたった四回のチャンスを、より最適なタイミングで使うことがポイントです。
以上を、「領土コマが無くなる」か「お互いに王様コマを移動させれなくなる」まで続けて、最終的に得点が多かった人の勝ち!!
さて、これのipadアプリ版があったんですが
これが本日アップデートされまして、オンライン対戦に対応したもよう!!
うおおおおお!!
いまさっそくオンライン対戦してみました。
勝ちました!! やっほー!!
あ、キャプチャーとっておけばよかった。
まぁとりあえず、とくにバグもなく普通に遊べました。嬉しい。
これまではCPU対戦か、ローカル対戦(目の前に相手がいる状態で、一台のipadを使って対戦)しか出来なかったので、友達と遊んでるときしかこのアプリの出番なかったんですが
これでお家で一人ぼっちのときでもローゼンケーニッヒ遊べちゃうよ!やたやた!!
引きこもりわっしょい!!
あと今回のアップデートで、地味に日本語対応もしてくれました。
クイックゲームが「速攻ゲーム」とか、ちょいちょい怪しい日本語なところもありますが、まぁでもニュアンスは伝わってきます。
ボードゲーム系のipadアプリをおすすめするときに、毎回同じこと言ってますが
このゲームもリアルボードでやるよりipadでやるほうが楽しいです。
何故ならリアルボードでやると、まずコマの片付けが面倒くさい。
そして何よりも、山札が無くなったら既に使用済みのカードをよく切って再び山札にするんですが、カード枚数が30枚前後?くらいしかないので、1ゲームする間に何度も何度も何度も何度も何度も何度もシャッフルしなおさなきゃいけないんですよ。
そこがスーパーめんどくせー!!
だからゲーム自体は好きだったんですが、リアルボードのほうでは全くプレイしなくなっちゃいましたね。ipadのほうがらくちーん。
あ、あと余談ですが、このゲームも女性ウケがとても良いです。
Amazonレビューでこんなん見つけた。
当方はバーを経営しており、馴染みのお客様にはバーカウンターで遊ぶことができるゲームをご紹介しています。
そのなかで、特に女性の方から人気なのがこのゲームです。
英国の薔薇戦争をテーマとした、美しいボードと駒。
ルールも特に難しくはなく、はじめての方でも数分説明すればゲームをはじめられます。
タイプとしては囲碁、オセロのような陣取りですが、相手の駒を取るという攻撃はなく(後注)、またカードを使うため運の要素が絶妙なバランスで存在します。
ゲームにおいて運というのは諸刃の剣で、多すぎれば大雑把ですし、少なすぎれば厳しすぎる(うまい人にはかなわない)。特に2人ゲームではその影響が顕著なのですが、このゲームの運のバランスは絶妙と表現するのにふさわしいものです。
優雅で、誰でも楽しめる---このレベルに達したものはありそうでなかなかないものです。
バー経営者さんも認めるシャレオツゲームやで!!\(^o^)/
追記 ipad版だと思ってここまで書いちゃってたんですが、よく見たらiphoneにも対応のユニバーサルアプリでした。さすがだね!