戦闘ロボDogo!遠隔操作可能で、グロック26を装備、キャタピラで階段だって昇降できる!
戦闘ロボだー!
メタルギアワールドだー!
こんな記事を見つけました。
戦闘もロボットが行う時代に、グロック26を装備できる遠隔戦闘ロボット「Dogo」 | BUZZAP!(バザップ!)
建物に潜み、人質を取って立て籠もるテロリスト。世界のどこに住んでいても他人事では内世の中になってしまいました。
そんなテロリストと対峙する特殊部隊の戦力を大幅に増強させそうなロボットが開発されました。
General Robotics Ltdが開発したDogoは重さ11kgほどのキャタピラのついた小型のロボット。階段の昇降はもちろん様々な障害物を乗り越えて移動できます。8つのカメラを搭載して360度の視野を持ち、コントローラーのディスプレイで確認しながら操作できます。
対テロ用に、遠隔操作できる無人戦闘ロボが開発されたようです。
外見はこんな感じ。
見た目はガンダムに出てくるマゼラアタックっぽいですね。
あれは有人機だけど。
こいつのすごいところは、拳銃を装備できちゃうところです。
最大時速6kmで移動可能で、1回の充電で最低2時間稼働します。
また、双方向のマイクが取り付けられているため、相手とコミュニケーションを取ったり場合によっては犯人とネゴシエーションを行うこともできてしまいます。
しかし特筆すべきなのは、Dogoはカスタマイズなしの拳銃「グロック26」を装備できること。最大で14発までの弾丸を装填でき、2秒間に5発を発射できます。
未来の戦争では、こういうロボ同士が撃ち合いをする展開になったりするんですかねー。
ただし軍事ロボットに関しては、こんな意見もあります。
- 「遠隔操作可能な無人戦闘ロボットは」
- 「ミサイルをぶっ放した直後に普通に自宅に帰り子殿もサッカーの試合を見に行くという日常と戦場の交差が激しすぎる生活を送ることになるので」
- 「心的外傷後ストレス障害を発生しやすい」
機体そのものに人間が搭乗しないため撃墜されたり事故をおこしても操縦員に危険はなく、また衛星経由でアメリカから遠隔操作が可能であるため、操縦員は長い期間戦地に派遣されることもなく、任務を終えればそのまま自宅に帰ることも可能である。
このような無人機の運用は操縦者が人間を殺傷したという実感を持ちにくいという意見がある[5][6]が、「いつミサイルを発射してもおかしくない状況から、次には子どものサッカーの試合に行く」という平和な日常と戦場を行き来する、従来の軍事作戦では有り得ない生活を送ることや、敵を殺傷する瞬間をカラーTVカメラや赤外線カメラで鮮明に見ることが無人機の操縦員に大きな精神的ストレスを与えているという意見もある[7]。
国際政治学者のP・W・シンガーによると、無人機のパイロットは実際にイラクに展開している兵士よりも高い割合で心的外傷後ストレス障害を発症している[8]。
アメリカ軍では無人機の操縦者のうち7人に1人は民間人(民間軍事会社)だが、アメリカ軍の交戦規定により攻撃は軍人が担当している[6]。
うーん。
そう言われてみると、そういうものなのかもなー。
でもじゃあ心的外傷を軽減するために「無人戦闘ロボなんて作らないほうがいいのか?」と言われたら、それはそれで違う気もします。
すると今度は結局、ロボの代わりに人が直接戦場に立たなければいけなくなる。
心的外傷を軽減するために、人命を危険にさらすことになる。
本末転倒な感じがする。
どんなにストレスがやばかったとしても、人が死ぬよりはマシだろうって話になってくる。
なかなか難しい問題ですね。
まぁ究極的に言ってしまえば、そもそも戦争なんて起きないのが一番なんですけどね。