ウェーイなんて実は存在しない

最近、はてな界隈で

「ウェーイがうざい」

と語る非モテやモヒカンが増えている。

しかし個人的には、彼らの目に見えている「ウェーイ」は虚像なんじゃないかと思う。

 

本来のウェーイと、はてなで槍玉にあがるウェーイは異なる

まず大前提として、いわゆるFacebook的な「本来のウェーイ系民族」は、そもそもオフ会なんてしない。

 

そもそも彼らには、「ネット上で知り合った人と交流する」という文化が無い。

会うなんてもってのほかだ。

 

彼らにとってのインターネットとは、あくまでもリアルの延長線上にある。

彼らにとってのインターネットとは、あくまでもリアルでの友人知人との交流の場でしかない。

 

そういう意味で、現在はてな界隈でオフ会をしている人達は、「本来のウェーイ系民族」ではない。

  • インターネットを通して知らない人と交流をしている。
  • そうやって知り合ったった誰かと、会っている。

その時点で、まったくウェーイではない。

 

本来彼らは、「ウェーイ」と「非モテ」の中間にいる存在だ。

ウェーイと呼べるほどあちら側ではない。

しかし、非モテと呼べるほどこちら側でもない。

そういう人種だ。

 

実際、彼らに会ってみればわかる。

僕ははてなブログを通じて何度かオフ会をしたことがあるが、はてなブロガーは100%皆「おとなしい人」ばかりだ。

ウェーイなど、まるで感じたことがない。

 

僕はウェーイの中にいると「こいつらうるさい」と感じる人間だが、そんな僕ですら、はてなブロガーの中にいると「おとなしすぎて物足りない」と感じることが多かった。

かなり多かった。

そう、彼らはやっぱりウェーイではないのだよ。

 

知らないものは差がわからない

ではそんな中間的存在である彼らを、仮にコウモリと呼ぶことにしよう。

いまこの世界には、ウェーイ・コウモリ・非モテという三つの人種がいると仮定しよう。

 

西洋人からすれば、中国人と日本人の区別はつかない。

同じく東洋人からすれば、ヨーロッパの細かな民族差は認識できない。

 

それと同じように、今の非モテモ達は、ウェーイとコウモリの区別がついていないのではないだろうか?

 

彼らを敵ではなく仲間として見てみない?

でもね、そうやって決めつけて考えているから、「理解し合えない相手だ」という前提でものを語っているから、見落としていることがありませんか?

心を閉ざすのはやめて、もう少し彼らを「わかりあえる存在だ」という前提で見てみませんか。

そうすれば、見えてくるものが変化すると思いますよ。

 

とくにオチなしおしまい。

 

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