日本郵政の「年賀状」広告がとてもモヤッとしました。
今日は新宿にいってきました。
その途中、渋谷駅を通ったときに、年賀状の広告がたくさん張り出されてました。
そこに書いてあるキャプションが…。
ちょっとなんだかなーって感じ…。
ちゃんと年賀状。
ちゃんと大人。
……つまり、年賀状を出さない人は「ちゃんとした大人じゃない」って言いたいのかな?
Eメールの普及によって、年賀状が売れなくなっている。
だから日本郵政も売上げ維持のため必死なのはわかるんだけど…。
だからといって、こういう「同調圧力」っぽいものをちらつかせるやり方は、大人としてえげつないんじゃないでしょうか。
あまり、「品の良い大人のやることではない」と思います。
年賀状を作ってる私。
正真正銘の大人です。
お、おう…。
せやか…。
ちなみにスマホじゃなくて、スマフォな…。
きちんと出すから、信頼される。
「人間力」みたいな、
「年賀状力」ってある。
年賀状なんて10年以上出してないな…。
つまり僕は、「人間力」に近い概念である「年賀状力」が無い人間なんですね…。
人間やめたほうがいいですかそうですか…。
日本郵政のこのやり方は
AKBの投票券商法に近いなって思いました。
「既に古くて形骸化している存在」に対して、これまでに無かった別の価値を提示することで、なんとか売上げを維持しようとする。
そういう意味で、アプローチ方法は近いものがあるのではないでしょうか。
AKBの場合が「推しメンに貢献できたという自己満足」をセット販売しているように、日本郵政は「ちゃんとした大人になれたという自己満足」をセット販売しているわけです。
でもAKBの場合は、こんな風に脅す感じではないよね。
そう考えると日本郵政のこのやり方は、AKB商法よりえげつないんじゃなかろうかって、少し思っちゃいました。
うーん。
まぁ違法行為をしているわけではないし、些末なことなんだけどさ。
でも僕はこういう「モノの売り方」、好きじゃないなぁ。