豚野郎ラーメンであえてカレーを頼んで思い知らされた「理想と現実」
渋谷のセンター街にあったすき家が、いつの間にか豚野郎ラーメンという店に変わっていた。
野郎ラーメン 渋谷センター街総本店 - 渋谷/ラーメン [食べログ]
すき家はブラック企業問題でバイト不足が深刻化していたそうだが、その余波がこんなところにも現れていたのだなとしみじみ感じる。
学生時代は、よくこのすき家でハーブチーズ牛丼を食べたものだ。
さて、そんなこんなで変わりに出店してきた豚野郎ラーメン。
ネットの評判を見ると、味はいまいちだがとにかくボリュームが売りのラーメン屋らしい。
語らねばなるまい。
私は以前この記事でも書いたが、ラーメンがあまり好きではない。
だから普段の私であれば、自らの意志でラーメン屋に入ることなどありえないことだ。
これは私の中に定められた、明確な意志であり、ルールであり、自然の摂理なのだ。
だがこの日、たまたまセンター街を歩いていたら、豚野郎ラーメンの店頭に並んでいるサンプルにこんなものを見つけてしまった。
うまそうだ。
すごく、すごくうまそうだ。
ラーメン屋にどうしてカレーライスがあるのかは謎だが、豪快に盛りつけられたチャーシュー・煮卵が、嫌が応にも食欲をそそる。
気付けば私は入店していた。
そしてカレーの食券を購入していた。
カウンター席に座る。
待つこと数分。
店員さんが元気よく「不可思議な物体」を運んで来た。
……なんじゃこりゃ