「みんな死ねばいい」は、「みんな大好き」ってことだと思う
斉藤さんのブログを久々に読んだ。
「みんな死んでしまえばいいのに」って思っていた - はてな村定点観測所
これ読んでたら、10年くらい前の元カノに言われた言葉を思い出した。
それは以下のようなものだった。
「人間には好きも嫌いも無い」
「あるのは、ただ気になるか気にならないか、それだけ」
「好きと嫌いは、同じ感情の表裏に過ぎない」
理屈はよくわからんけど、何故かとても納得できる言葉だった。
確かにそうかもしれないなーと思えた。
斉藤さんは今回のブログ記事で、「みんな死ねばいいのにと思っていた」と語る。
だが彼は、過去にこうも語っていた。
(自分自身への)アンチも含めて全てのはてなユーザーを愛している。
私は1人も非表示にしているユーザーはいない。
みんなちがって、みんないい。
だから、私はモヒカンであり博愛主義者なのだ。
きっと彼は、全ての他人が気になってしまう人なのだろう。
だからこそ、心がポジティブなときは博愛主義となるし、逆のときは全世界を憎んでしまう。
これは、とんでもない才能だと思う。
彼は「この世界の全てを愛する聖人」か、「この世界の全てを憎む反逆者」にしかなれない。
中間が無い。
なんて、哀しくも素晴らしい才能なんだろう。
彼のこの才能が、なるべくポジティブな方向で維持されますように。
そう願って止まない。
ってここまで書いたところで
斉藤さんが、さらにこんな記事を投稿してた。
おうふ。
まさかの自殺するかも宣言。
反逆者モードがこじれすぎて、この世界にいるのが嫌になってしまったようだ。
うーん、感情が一時的に高ぶっただけ。
それで済んでほしいな。
ここで死んでしまうには、あまりに惜しい。
斉藤さんは心が前を向いてさえいれば、きっと多くの人を救える偉人になりうる。
そういう「とてつもない才能」がある人だと思うよ。
だからまぁ、気が変わったらなるべく前を向いてくださいな。