「鬼から電話」のメディアアクティブ社からSLAPP(威圧訴訟)をちらつかされてる事件のまとめ
「鬼から電話事件」シリーズですが、
関連する記事が増えてきたので、いったんここでまとめます。
今後、さらに記事が増えていったら、順番に追加していきます。
2013/10/28(発端)
当ブログで「鬼から電話」というアプリを批判する記事を公開する。
「鬼から電話」という児童虐待アプリについて - ぼくのしこうろぐ
児童虐待の動画をyoutubeにあげる人達 - ぼくのしこうろぐ
2014/6/18
「鬼から電話」ってアプリを批判してたら、「弁護士からメール」がきたでござる
開発元のメディアアクティブ株式会社の代理弁護人を名乗る
中野秀俊弁護士から以下のような内容のメールが来る。
- うちが著作権を持っている画像をブログで勝手に転載するな!
- あとyoutubeコメント欄のキャプチャー画像貼ってるけど、そこにうちの代表のメアドが混ざってるから、この画像も削除しろ!
- 誠意ある対応しないなら法的措置も辞さないんだからな!
いわゆる、SLAPP(威圧訴訟)です。
この記事は『鬼から電話』でGoogle検索すると1ページ目に上位表示されていたので、むこうとしてはこのネガティブレビューを消したかったんでしょう。
で、こうやって「法的措置」をちらつかせれば、
うちがビビって「記事削除するだろう」と狙ったようです。
(後から知ったのですが、画像を一部引用するだけなら、出典元をしっかり明記しておけば著作権法の適用除外になるそうです)
(またメールアドレスにしたって、僕が勝手に公開しているのではなく、代表本人がyoutubeに自分で貼ってるアドレスなので、これも別に対応する必要は無かった)
(つまりこの弁護士が言ってることに法的根拠は全く無かったようです)
僕としてはこんな脅しに屈するのはイヤでしたが、この時点では著作権法のことをしっかり理解していなかったので、以下のように対応を行いました。
完了後、その旨を弁護士さんに返信しました。
2014/6/27
「鬼から電話」を批判してたら「弁護士からメール」がきたでござる パート2
今度は「はてなブログサポートセンター」から僕のところにこんなメールが届きます。
- メディアアクティブ株式会社の代理弁護士さんから、「あなたのところのブログ記事は当社の人格権・営業権を損害してるから削除しろ」って連絡がきたよ。
- お手数だけど記事の削除を検討してね。
- 反論があるなら七日以内に送ってね。
- 七日以内に反論も記事削除もなかったら、こっちで勝手にプライベートモードにしちゃうかもしれないよ。
中野秀俊弁護士は、前回の僕からの回答メールには何も返事をくれないまま
今回は何故か「はてなブログサポートセンター」を通じてきたようです。
いちおう向こうの言い分としては
『記事タイトルの「児童虐待アプリ」という表現が、「児童虐待」という刑法において定義された犯罪行為を助長しているような誤解を生む表現だから』
とのこと。
なるほど、僕のブログ記事はあくまでも『個人の意見』なので、それを強制的に削除しろというのは難しい。(それがダメだったら、ネット上のあらゆるネガティブレビューは全部違法ということになってしまう)
だから、『児童虐待アプリという表現』につっこんできたわけですね。
しかしこのアプリは記事執筆当時、9歳以上のレーティングを設定しておきながら、実際にはそれ以下の幼児に使用することを前提にマーケティングが行われていました。(現在は全年齢対応に変わった?)
これは15歳以上指定のホラー映画を幼児に強制的に見せているのと同等の行為です。
以上から、「児童虐待として充分に成立しているのでは?」とはてなブログサポートセンターに返信しました。
画像キャプチャー元
https://itunes.apple.com/jp/app/guikara-dian-hua/id566799704?mt=8
https://www.facebook.com/oni.denwa
2014 / 6 / 29
「鬼から電話」を批判してたら「弁護士からメール」がきたでござる パート3
はてなブログサポートセンターより返事が来ました。
内容以下の通り。
- 弊社としても、この記事が明確な権利侵害とは判断致しかねる。
- というわけで、先方の弁護士にその旨伝えてくる。
- また向こうから返事がきたら、あなたにメールしちゃうことあるかもしれないけど許してね。
よかった!!
ボールは改めて、メディアアクティブ社側に戻ります。
今はその返事待ちです。
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イマココ
関連リンク
メディアアクティブ株式会社ホームページ
ホームページで成果を出すなら成果重視のメディアアクティブ株式会社へお任せ下さい!
中野秀俊弁護士のホームページ。
こんなの発見。
『鬼から電話』についてブログで「僕は使いたくないなぁ」と個人の意見を書いたら制作元からメールが来て「当社に不利益を被らせる内容」で… | INOさんのツイート
どうやらメディアアクティブさんは、
あっちこっちで同じようなことしてるみたいですね。
そういえばうちも来たなぁ。開発企業から「記事を拝見させていただき、正直がっかりしております」とメールが。「鬼から電話」を批判してたら「弁護士からメール」がきたでござる パート3 - ぼくのしこうろぐ http://t.co/axCGf1zXzJ
— 🍺 ikehaya-nft.eth (🥷, 🏯) (@IHayato) 2014年7月2日