物語が描きたい

 小説が書きたい。
 小説というか、形式はなんでもいいから物語が描きたい。
 そんなことを不意に思った。



 昨日、はてなブログ村のポナコ先生が、僕の昔の黒歴史ケータイ小説をほじくり返してきやがった。
 


 すっげー恥ずかしかったww
 でもこれがきっかけで、自分の昔の作品を読み直してみた。

 ……うん、すごく下手だったw
 描写は荒いし、場面が切り替わってるのがわかりづらいしヘッポコ過ぎて涙がでそうwwww

 ……でもなんとなく、嫌いじゃなかった。
 自分の作品を自分で褒めるのも恥ずかしい話なんだけれども、嫌いじゃなかったどころか、けっこう好きな作品だと思っちゃった。
 そりゃ自分で書いたものなんだから自分で楽しいと思えるのは当然なのかもしれないんだけど、読んでてすごくワクワクしてしまった。興奮してしまった。胸にジーンときてしまった。

 これがきっかけで、昨日からなんだか脳内が「物語」に染まってしまっている。
 頭の中で沸き上がる色んな場面を光景をシーンを、形にしたくてしたくて仕方ない衝動が来ている。
 あぁ、物語が描きたい。

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 僕はこのブログを始めてから

 色んなことを思い出す機会に恵まれた。
 自分の趣味嗜好や適正を再認識する機会が多かった。
 そうやって思い出したものの一つが「タロット占い」だったんだけれども、これに至っては最初はなんとなくブログコンテンツの一つとしてやってみただけのつもりだったのに、今やココナラに有料で出品したり路上占い師を始める計画を立てたり、僕の経済基盤の主軸にまでなろうとしているww
 うーん、人生って何がどうなるかわからないなぁ。

 そして昨日、「物語作り」という趣味があったことも思い出せた。
 ポナコ先生のおかげで、強制的に思い出させてもらえた。笑

 でも本当好きだったんだよな、物語作り。
 小さい頃の僕は、弟といつも物語作りの遊びをしていた。
 僕がだいたい敵役と大まかなストーリー役。
 弟が主人公役。
 ゲームシステムの無いテーブルトークRPGみたいな遊びをずっとしているような兄弟だった。

 僕が大まかなストーリーを示して、対峙する敵役をやる。
 弟は主人公役で、僕の用意した障害や敵キャラをいかにして倒すかお話していく。
 そうやって二人で物語を作ってたんだ。
 今の僕がずっとネタだけ貯めて実際に書かずにいる小説も、実はこれが原点にあるんだ。

 あぁ、いますごく物語を描きたい。
 お金にならなくてもいいから、下手くそでもいいから、なんかもうとにかく書きたい。

 でも同時に書くの怖いって気持ちもないわけでもない。
 いざ書いてみたらあんまり面白くなかったときに、自分で自分にショックを受けてしまいそうだから、

 でも書きたいなぁ。
 でも書きたくないなぁ。

 でも書きたいなぁ。
 でも書きたくないなぁ。

 でも書きたいなぁ。
 でも書きたくないなぁ。
 
 でも書きたいなぁ。
 でも書きたくないなぁ。
 
 でも書きたいなぁ。
 でも書きたくないなぁ。
 
 そんな無限問答を心の中で先ほどから30分ほど続けているナウ。
 あぁ、でも書きたいなぁ。
 でも書きたくないなぁ。