【MH4】アペカムトルムというガンランスが使えなくなった。
アペカムトルムというガンランスがある。
僕はこれが大好きだった。
心から愛していた。
前作までの僕の愛銃は、虎砲とアペカムトルムだった。
拡散砲撃をぶっぱなしまくりたいときは、装填数アップと砲術王をつけ、弱点特攻でマイナス改心を打ち消した虎砲を使っていた。
斬撃でざくざくする快感にひたりたいときは攻撃アップ大+弱点特攻つけたアペカムトルムだった。
そう使い分けていた。
だけど、今作ではそれが出来なくなった。
何故か。
理由は簡単だ。
発掘武器が出て来たからだ。
前作までは、砲撃レベル5のガンランスは、大砲モロコシしかなかった。
モロコシは砲撃レベルこそ高いものの、斬撃威力が低かったので、総合的なダメージ効率ではそこまで高いわけではなかった。
そこでバランスがとられていた。
だからアペカムトルムにも活躍の場はあった。
だが今作では、発掘武器という新システムによって、アペカム並の攻撃力でレベル5拡散砲撃のガンランスなんて幾らでも出てくるようになってしまった。
こうなると、緑ゲージが限界で弾かれやすいアペカムさんを使う利点は無い。
追い打ちをかけるように、今作ではスキル砲術マスターの登場によって、砲撃威力が向上した。
砲撃後のスキも軽減された。
こうなると戦い方を砲撃中心にせざるを得なくなり、通常型でレベル4のアペカムトルムは、どうしても火力としていまいちなのだ。
誤解のないように言っておくと
僕は発掘武器というシステム自体にそこまで反対というわけではない。
ただ、もう少し幅を広げて欲しかったとは思う。
発掘で手に入る武器達とは、なんだかどれも似たり寄ったりの性能で、選択肢の幅が少ない。
デザインも数種類しかない。
どうしてもっと、性能に幅を持たせてくれなかったんだろう。
どうせやるなら、全ての生産武器に対して、その上位互換のような性能にしてほしかった。
アペカムトルムのような、斬れ味は悪いが攻撃力は高いというタイプの発掘武器も用意してほしかった。
しかし実際には、そういう武器は用意されていなかった。
それなりの効率を考えたら、白ゲージで拡散レベル4か、青ゲージで拡散レベル5のガンランスしか選択肢は無い。
なんだかな。
MH4は総じてみれば面白いは面白いんだけど、この武器の選択肢が減った点だけは本当に残念だったと思う。
なんでこんな中途半端なシステムにしたんだろう。
いらなかったよ。
僕はもっと、自由なガンランス選びがしたかったよ。
アペカムトルムを使いたかったよ。
あの尖りまくった初心者お断りな性能、黒と赤のデザイン、すごくすごく大好きだったのにな。