フラックスというゲームはなんか「あと一歩感」があるんだよなぁ
はてなブックマークで珍しくボードゲームの記事が上がってたので取り上げてみる。
「クトゥルフの呼び声」がパーティーゲームとなって登場! - GAME Watch
フラックスというボードゲームがある。
それがテーマをクトゥルフ神話に変えてリメイク販売されるようだ。
フラックスは非常に斬新なゲームだった。
最初、全プレイヤーは3枚の手札を持ってる。
自分の番になったら、山札から1枚補充して、代わりに1枚を場に出す。
それを繰り返すだけ。
ただこのゲームの面白いところは、ルールやゴールがころころ変わっていくという点だ。
フラックスのカードは、以下の四種類で構成されている。
1ルール変更カード
「1枚引くが5枚」になったり
「1枚出すが3枚」になったり
「手札上限が1枚」になったり
とにかく全てムチャクチャな方向でゲームのルールが変更される。
2ゴールカード
ゲームの勝利条件が変わる。
(ゲーム開始直後はまだ誰もゴールカードを出していないので、この時点では勝利条件が無い)
3アクションカード
誰かと手札交換とかアイテム交換とか次の人の手番を飛ばすとか、その場で一回使い切りの何かしらのアクションをするカード。
4アイテムカード
自分の場に出しておけるだけのカード。
コレ自体にとくに意味はないのだが、ゴールカードで定義されている勝利条件に、特定のアイテムカードを揃えることが指定されているのが多いので、そのために使うカード。
ってなわけで、毎ターンどんどん変わっていくルールとゴールと場の状況に振り回されながら、なんとかしてゴール(勝利条件)の達成を目指して行くというゲーム。
これだけ聞くと、めっちゃ面白そうでしょ?
僕もそう思っていた時期がありました……(遠い目)
これが実際やってみると、なんかいまいちだった。
いや、何が良くないかって、とにかくどんどんルールやゴールが変更されてしまうので、「ゴールカードを出してから、そのゴールを達成するよう目指す」というのが、現実的に不可能なのだ。
それよりも、「ゴールカードが手札の中にある状態でこっそりと条件を達成し、その状態でゴールカードを出して勝利する」という方が確実なのだ。
だから終わる時がいつもあっさり。
え、そこで終わりかよ!!
みたいな悶々とした気持ちになってしまう。
なんとかしてルールを改良して、面白く遊ぶ方法はないものかと色々試行錯誤は重ねてみたんだけど、今のところ良いのは浮かばないなぁ……。
最後に、ニコニコにプレイ動画があったからいちおう載せてみるお。
うーむ(´・ω・`)