思いは「形」にすることで初めて気付けることもある
無いものねだり。
隣の芝生は青く見える。
今、友人と電話をしていた。
そこでたまたま、ブログの話になった。
私は、いつも心の中でなんとなく漠然と抱いていたある思いを、幾つか口にしてみた。
「まつたけ ( id:denpanohikari ) さんみたいな自虐的で面白い記事書けるようになりたい」
「FrontPage - 名言と愚行に関するウィキさんみたいな、鋭くて皮肉のこもった記事も書けるようになりたいー」
「ニュースの社会科学的な裏側さんみたいな、専門的なことも書けるようになりたいいいいいいい」
今まではただ漠然と抱いていた、それぞれの思い。
だがこうして、全てを同時に「言葉」という形にしてみた瞬間、気付いた。
「あれ、これらを全部満たすためには、まつたけ ( id:denpanohikari ) さんみたいに自虐的で面白くて、FrontPage - 名言と愚行に関するウィキさんみたいに鋭くて皮肉がこもってて、ニュースの社会科学的な裏側みたいに専門知識に溢れた堂々としたブログをかけるようにならなければいけないんだけれども……
それって無理じゃね?」
相反してる属性もあるし……
ていうかそれら全てを満たしてるブログなんて、
未だかつて一度も見たことなくね?
ここまで思考がまとまった段階で、さらにこう気付いた。
「あ、僕は隣の芝生が青く見えてただけなんだ!!
無いものねだりをしているだけなんだ!
なんてこった!!」
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思いは口に出した方が良い。
あるいは文字でまとめるでも良い。
とにかく、なんらかの「形」にした方が良い。
そうすることで、初めて気付ける自分もある。
そういうお話。