「理想の自分」に辿り着けていない「現実の自分」に絶望する、とある愚者のひとりとーく
私の人生はいつもそうだった。
私はいつも、何をやらせても、「こうでなければいけない」という自縛の幻想に縛られる人間であった。
だから私は、ずっと小説が書けなかった。
いつも少しだけ書いてはすぐに、「理想の自分」に辿り着けていない「現実の自分」に絶望し、悲しみ、辟易とし、書くことを諦めてしまっていた。
だから私は、今迄に一度しか、最後まで小説を書き終えたことがなかった。
それが私自身の欠点であることは既に理解していた。
だから、このブログを初めてからは、深く考えるのはやめた。
そう心がけていた。
どれだけ自分で駄文と感じる文章であろうと、とにかく公開し続けて来た。
それが自分への試練だと思うようにしていた。
それから二ヶ月の月日が経った。
最初の頃は反応など皆無だったこのブログが、徐々に反響を貰えるようになってきた。
嬉しかった。
すごくすごく嬉しかった。
最初はただのラッキーヒットだった。
しかし徐々に、どのような記事が受けやすいかも理解してきた。
デイリーのPVも1万前後を維持できるようになってきた。
このままいけば、さらに発展していける。
そう思っていた。
だが、これが良くなかった。
私はここ数日、何故かうまく記事が書けなかった。
どうしても、これだと思える記事が書けなかった。
それでも幾つかの記事は、それなりに反響を貰えたのは、全くの幸運であった。
しかしどうにも、何かが違っていた。
このブログをまだ始めたばかりの頃、あまりに楽しくて毎日狂ったように更新を重ねていた頃とは、何かが異なっていた。
この三日間、その違いについてずっと自問自答していた。
そして今日、やっとその答えが出た。
私は再び、自分の心を縛っていたのだ。
今迄は反応ゼロだったこのブログが、少なからず反応を貰えるようになったことにより、私は再び、「次の記事もヒットさせなければ」という自縛の強迫観念に囚われていたのだ。
一体、何をしているのだ私は?
何故、過去に気付いた過ちを再び繰り返すのだ?
なんたる愚か者か?
なんたる思考停止者か?
ってここまで書いてからやっぱり少し気が変わってきた。
うん、いや、別にそこまで自分を蔑むこともないじゃないか。
私は確かに、そういう幻想に何度も縛られてしまう人間だ。
自分でも分かっているし、だからそうならないように注意もしているんだけれども、それでも気を抜くとすぐにまたその強迫観念に縛られる。
そういう人間だ。
だが、別にそれはもう仕方の無いことじゃないか。
それに対して、愚か者まで言わなくたっていいじゃないか。
というか、そうやって自己否定的な認識をするところが既に、「理想の自分」に心を縛られているということじゃないか。
あ、これ絶対そうだわ。
いまオレめっちゃ良いこと言った!
よし、段々心が落ち着いて来たぞ。
よっしゃ!
元気出て来たぞ、よっしゃ!!
ブログってイイネ!!
こうして自分の心を文章にすることで、自分の内面を整理できる時がある。
そういう意味で、ブログって本当にイイネ!!
最高だね!!
ひゃっほー!!
おお、前半と後半でまるで別人のようだ。
ごめんね!
昔からテンションの浮き沈みが激しい子だったんだ!
ごめんね!
気にしないで!
とにかくそういうわけで、今私は猛烈に元気だ!
っしゃー!
明日からも更新がんばります!
こんなヘッポコブログを読みにきて下さる皆さん、ありがとうございます。感謝してます。本当に本当に感謝してます。僕の体でよければ払います。あ、いらないですかそうですか。
というわけで本日より、以前のような鬼更新体制になると思います。
はい。
よろしくですうーーーーーーーー(∩^o^)⊃━☆゚.*・。゚