フリーになって初めて「悔しさ」というバネを持つようになった
今、体調わる子氏( id:watakochan )のこの記事を読んだ。
フリーになって悔しさというバネを失った話 - 体調わる子の毒吐きブログ
そして考えた。
そして気付いた。
僕はこの逆だ。
僕は仕事を辞めて、今すごく、全てにやる気が出ている。
僕は昔、幾つかのweb系企業にいたことがある。
ECサイトを担当したこともあるし、昔懐かしい月額課金制サイトを担当したこともあった。
で、そういう仕事をしていれば当然、僕には自分の担当サイトの売上げを向上する責務が発生する。
クリック率を調べたり、コンバージョン率を確認したり、そしてそれらの数値をもとに、自分のサイトのどこが強くて、どこが弱いのかを特定する。
あとはその特定した箇所を改善していくために、毎日様々な施策を考案していく。
これが僕に与えられた仕事だ。
しかし僕には、これが全くやる気が湧かなかった。
いや正確に言うと、当時は自分に「やる気が湧いてないこと」に気付いてもいなかった。
今改めて考えてみると、そうだなと思っただけだ。
いちおう仕方なく、それらしい施策を提出したりはしていたが、表面上を取り繕っただけの、まるで魂のこもっていないものばかり出していた。
そんな気がする。
だから別に、サイトの売上げが下がろうがなんだろうが、正直どうでも良かった。
それを理由に、体調わる子氏(id:watakochan)のように「悔しい」とか「頑張らなきゃ」なんて思ったことは1度も無かった。
「あぁ、なんか言われるのめんどくさいなぁ。言い訳どうしようかなぁ」と思ったくらいだ。
おうふ、こうして文章にしてみると本当ウンコ社員だな。
でも今は違う。
仕事を辞めてフリーになった今、僕は人生で初めて、全てに対して情熱を傾けれている。
web制作の案件を貰えれば、今迄には無いくらいに奇麗なコードを打つよう心がけるようになった。
このブログの運営だって、今迄は大嫌いだったクリック率・コンバージョン率等の数字を詳細に追うようになった。
それによって、広告配置やらレイアウトやらを深く考えるようになった。
あ、ブログといえば、魂込めて書いた記事がヒットしなかった時、人生で初めて「悔しい」と思った。
すごい悔しかった。
だから、なぜヒットしなかったのかを考えて、次の記事ではそれを活かして書くようになった。
そういう感覚を、人生で初めて持った。
なんでだろう。
昔の僕は、どうしてあんなにやる気を出せなかったんだろう。
多分、自分の好きを活かせなかったからかな。
僕は変なものが好きだ。
だからこのブログでは、世界チョコ選手権だの、鼻毛通知代行サービスだの、珍しいものばかりを紹介している。
そういうヘンテコサービスの運営とかだったら、もう少しやる気も出たのかもしれない。
だが当時の僕が働いていた会社には、「働く女性のお悩み解決サイト」だの「飲食店のクーポンサイト」だの、一般的なサービスしか無かった。
そんなん言われても、自分の中に無い文化過ぎて、全然どうしていいかわからんかった。
想像力が一切働かなかった。
いや、「どんなに自分に興味の無いものだろうと、仕事としてやる以上はやる気出せよ」って言われたら返す言葉も無いんですけどね。
ただ、当時は自分がこんなにもやる気が湧いてなかったことに、気付いてすらいなかったのです。
申し訳ござらん。
ってか、この仮定が正しいとすると、僕がやる気を出せる会社なんて、世の中にほとんど無いってことになっちゃうな。
世の中の9割は一般的なサービスで成り立ってるんだもんなぁ。
結論。
やはり僕には就職は向いてないようです。
あ、なんかすげー悲しい結論になっちゃったw
ザ・社会不適合者やー/(^o^)\
まぁでもしょうがない。
それが自然な自分なら、受け入れるしかない。
あとはこれでどうやって生活していくかを考えれば良いだけだ。
ブログだけで食ってけるプロブロガーみたいなのになれれば、それも良いんだけど。
まぁでもそれは現実的に難しいだろうし、あとたまにはお外で人と交流したい気もするしなぁ。
なんか面白いことしたいな。
変なことしたい。
スーパー変なことたくさんしたい。
世の中を変なことで溢れさせたい。
ヘンテコだーらけーな世界になーーーれーーーー!!
あ、そういえば
今度、水商売の方向けに脱水商売のためのパソコンスクールみたいなのを個人で始めるかもしれません。
お友達で脱水商売したいという方がいらっしゃいましたら、是非ともご紹介下さい。
と宣伝して終わってみる。
はてブユーザーには絶対いなそうな気がするけど。