ブログは思い立ったら即更新するべきだったんだ
私は今日、忙しかった。
すさまじく忙しかった。
嘘です、ちょっと家族でお寿司を食べに行って、そのあと日常の1巻から7巻まで一気に読んでたら止まらなくなっちゃっただけです。
そしてその間に、「後でブログで書こう」と思ったネタが五つくらい浮かびました。
私はその全てを、macbook air2011のメモ帳に残しました。
それから数時間が経過しました。
私は今、改めて先ほどのネタを記事化しようと、パソコンの前に座っています。
全く筆がすすみません。
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何故なのでしょうか。
先ほどメモにしていた段階では、最初の書き出しから締めのオチまで、しっかりと展開が思い描けていたはずだったのです。
でも今はもうダメ。
まるで言葉が浮かびません。
何を書いていいかわかりません。
言葉とは、瞬間的なものなのですね。
あの時、形にしなかったあの言葉は、もう永遠に帰ってこないのかもしれません。
そう思うと、大切な友人を失った時のような、妙な孤独感に包まれております。
私は人間の脳が嫌いです。
より正確に言うと、私自身の脳が嫌いです。
私は記憶力が悪い。
私は昔から、本当に記憶力が悪い。
ついさっき書こうと思ったネタだって、数時間経てばもう思い出せません。
いや、もちろんメモを見ればそれなりには思い出せます。
しかし、あの時私の心にわき上がっていた情熱、感情、思い、そういったものまで含めて全てを思い出すことが出来ないのです。
大昔に付き合っていた女性との素敵な思い出も、数年経った今となっては少々色あせてきているものを感じます。
稀に、当時書いていた日記の文章を読むことがあります。
そこでは私がどれだけ彼女を愛していたか、彼女にふられてどれだけ悲しかったか、辛かったか、絶望したかということが書かれています。
しかし今の私は、当時の私の気持ちがボンヤリとしか思い出せません。
なんとなくそういう経験があったこと自体は覚えているのですが、まるで他人に聞いた話のような感覚です。
私は自分の記憶力の無さが、本当に嫌いです。
憎ましい。
疎ましい。
腹立たしい。
私は自身の経験の全てを、精細に正確に明瞭にはっきりと記憶できる人間になりたかった。
可能なら、サイボーグにでもなりたかった。
ハードディスクの中の記録なら多分、劣化しないと思うから。
すみません、これはそんなに詳しいわけじゃないので、なんとなくのイメージで言ってます。
違ったらごめんなさい。
とにかく今私が言いたいことは、
数時間前にはあったはずの五つの情熱を取り戻したい。
それだけなのです。